のこのこいきる

26歳で若年性乳がん患者となりました。現在29歳。治療のことや日記

久々に吐き気

先週は先生の都合で投薬が休みだったので、浮腫以外の副作用は殆どなく過ごしていた。

昨日はパクリタキセルだけでなくハーセプチンとパージェタも投与の日だったので、特に副作用が辛くなりがちな回。一週空いて楽だった分、どっと副作用を感じる。特に吐き気。

 

今日は前々からの約束で、友人と水戸の偕楽園へ観梅に出かけていた。朝方は心配していたほどの吐き気もなく、浮腫も調子良かった。水分補給と利尿剤のタイミングも良かったのか、沢山歩いても浮腫が辛いというほどまで酷くならない。

しかし、時間が経つにつれて吐き気が辛くなっていく。吐き気止めのドンペリドンを服用しても殆ど効果はない。濃い味付けのものを食べると不思議と気分が良いので、食欲はないけれどご飯やおやつは食べることができた。やっぱり食べれないのが一番心配かけるので、(ケーキとか残したりはしたけど)食べれているところを見せれて良かった。

それでも段々と辛くなっていき、なんとなく口数も減ってしまったように思う。申し訳なかった…。いつもなら夜は終電近くまで語り合うところだけど、辛いので21時に上野に着いたらそのまま解散。自宅に着いてからはずっと寝ている。

 

心配なのは、週末は地元の芸能の上演に出なくてはならないこと。声を使う芸能なので、この気持ち悪さのままで出来るのか心配だけど、まあ、やるしかない!

寝て起きたら少しは良くなってますように。

 

むくみ対策

ここ2週間ほどの浮腫が凄まじく、脚はぱんぱんでぎゅっと押すとそのまま跡がつくほど。

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これは脚用のマッサージ器で揉んだ後の写真。押されたところが凹んでいる。

このままだと靴も履けなくて困るので、色々と対策を試してみています。

①シビレ用のリリカ服用をやめてみる

②兎に角水分を取って出す!始めは出ないけど暖かいほうじ茶をひたすら飲んで尿を出す

③マッサージ

どれが効いたのかは分からないですが、少しずつ良くなってきています!

①は、主治医は関係ないと言うのですが、鍼灸院の先生は(断言できないけど)リリカを飲んでる人で浮腫む人をよく見る、と言っていたので。年末に比べてシビレが良くなっているので、思い切って一度やめてみました。

②の水分ですが、摂っているつもりでも足りないのが冬場なので、意識的になってからは明らかに調子が良いような…?緑茶よりほうじ茶や水が良いと聞いたので、ほうじ茶をひたすら飲んでみましたが、沢山飲んだ次の日にびっくりするほどほっそりしていました。

歩いたりするとあっという間にぱんぱんになってしまうのですが、諦めずに暫く続けてみようと思います。

 

久しぶりの近況

また間隔が空いてしまいましたが、2ヶ月ぶりの更新です。3月に入ってすっかり春めいてきました。

12月の末にCT検査を行った結果、少しずつ肺のガン細胞は小さくなっている(治療はきいている)ものの、まだ残っているということで3ヶ月治療延長しています。取り敢えず4月までは継続です。

 

1月からは吐き気やらはあまりなく(といっても寝込む日もありますが)、浮腫みが一番酷いかも知れません。

浮腫み対策としては利尿剤が出ているのですが、あまり効かなくなってきています。尿の量が少ない…

リリカが良くないのか、でもリリカを減らしてもあんまり変わらないのをみると冬で水分量が足りないのか。まだ暫くは闘う必要がありそうです。

 

年の瀬です

1ヶ月以上更新していませんでしたが、特に変わらず薬の投与は続いています。

変化といえば、いよいよ手の痺れが漢方では追いつかないところまで来たのでリリカという末梢神経に作用する薬を処方していただき、滅茶苦茶効いたのは良いもののこれを飲むとむくみが更に酷くなり、しかも2週間ぐらいでリリカの効き目もあまり感じなくなってきた、というどうしようもない感じです。

浮腫みはいよいよ病的な感じ。

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なぜか腕はマシで、足が酷い。ついでにすぐ顔も浮腫むので、先月旅行に行ったときは2日目以降の写真が全部ブサイクでした 笑

28日にCTを撮って、その結果で来月以降投薬を休むか決めます。

 

パクリタキセル27回目投与

先週の高熱に引き続き、なんだか不調が続いています。

前回記事の後、友人との食事中に脳貧血で倒れたり、姉の家に行く途中で吐いちゃったり…。どれも初めてのことだったので、抗がん剤中であることと無関係ではなさそうです。

脳貧血の件は、失神した訳ではなく目の前が真っ白になって立っていられなくなったぐらいだったのですが、一応先生に報告。恐らく、調節機能が低下していることや水分不足が原因かと思われるのでしっかり水分補給してね、とのこと。

 

今回は白血球数が高くて(3300)、案の定微熱があるのであまり無理しないようにしなくては。

微熱程度だと、先生も何も言ってくれません。熱と白血球数を見て自分で体調を判断していかないとね。

食事はあまり食べたくない割に1000〜1300kcalは採れています。これぐらいだと体重もあまり変わらなくて(ゴロゴロしてることが多いので)、ベストかなという感じ。

 

 

化学療法室で、周囲のベッドの方が食事について薬剤師さんに相談していました。薬剤師さんや看護師さんは「少しでも食べられるものを…」ぐらいで患者さんも不安そう…。私は隣のベッドで「カレーとかスナック(味の濃いもの)試してみて!」と話しかけたく思っていました 笑

その方はFECのようだったので、まだ辛いだろうな…少しでも美味しく食べられるものが見つかっていれば良いのだけど。

久しぶりに高熱!

木曜日は26回目のパクリタキセル投与でした。

先週の投与前後は風邪気味で、先生にも「風邪引きそうです」と宣言?していたところ、月曜から高熱を出してしまいました。

本当は月〜水曜で実家に帰る予定だったので、頑張って帰って看病して貰おうか?などと考えたのですが、熱がみるみるうちに上がってしまい、昼頃は37.8度だったのが14時には39度。あきらめて家でじっと寝ていました。

測っていた範囲内では最高で39.6度ありましたが、やはり39度を超えると辛いものがあります。今回は高熱に伴う関節痛も酷いのでカロナールを飲んだのですが、カロナールのおかげで38度台になったときだけが少し楽でした。

そう、今回の熱は関節痛が辛かったです。特に膝!思い返すと先週からちょくちょく膝が痛くて、日曜日の夜も痛くて眠れなかったのですが、あれは既に感染していてウィルスが悪さしていたのですね。不調があったら休むのが大切です…いつも反省だけは立派なのですが、つい無理をしてしまいます。

でもまあ、高熱は7月の胃腸炎ぽいやつ以来なので、ここまで頑張って抑えた方ですね!冬に向けて予防は必要だけど。

ちなみに今回の熱は火曜日の昼頃には引いたので、今週の投与は無事に行いました。

 

 

パクリタキセルはFECほど寝込むことはないので、高熱で辛い時はFECのことを思い出してしまいます。今回はS氏がそんなに忙しくなかったらしく、電話したら定時で帰宅して看病してくれました。しかし2年前のFECのときは繁忙期で、帰ってくるのは夜中とか。帰って来てくれるまでが長く感じて辛かったなー。

そうそう、思い返すと本当にいろいろしてくれました。FECのときは、引っ越しの面倒を見てくれたり、突然ビーフシチュー作らせたりしたな…。

今回だって、早く帰ってきて果物剥いてお粥作って、湯たんぽいれてくれたり。

世話を焼かれるのは大好きなんですけど、やっぱりS氏の仕事が増えすぎるから体調管理しっかり!ですね!結論。

いろいろと低調…

前回記事で、白血球の数値が良かったと喜んでいたのですが…

今週の血液検査時は2300ぐらいでまた低め。

どうも、前回の数値が良かったのは直前に運動したせいではないかということでした!

そう、前回は病院まで6kmほどを自転車で通院してみたのでした…ばか…

血液検査の直前に激しい運動はいけませんね。少し考えればわかりそうなことです。

あと、ここ1週間の変化としては、一時は収まっていたニキビが再び領土を拡大しつつあります。木曜日には顔に1つだったのが、土曜日に気がついたら10個ほどに!

ビタミン摂取とナジフロローションで様子を見てますが…見た目に関わることは地味に嫌です…

 

 

という訳で引き続き白血球数は低く、体調は悪いです。この体調の悪さも気がつけば半年。動けないほどではないけど何となく体調悪い、というのが長すぎてもう飽きてしまいました。

最近は家族以外と外出するのが億劫です。自ら出かけている以上他人の前では元気に振る舞うべきだと思っているので(家族には甘えていますが)、とても疲れてしまいます。今まではそれでなんとかなってきましたが、最近は少しずつ抗がん剤の影響が蓄積されてきていて、辛い場面が多いのです。

このままじゃいけない、と思ったのは先週。近所の人たちとのフットサルの会で、走ると吐き気が酷いから行きたくないと思ったときです。

無理してまで「普通」のふりをして、これって誰の為なのか。もちろん、抗がん剤が終わったときに気がついたらひとりぼっちだったなんて嫌だからっていうのはあるのだけど、今はどうしたって「普通」の状態ではないのだから、諦めなくてはいけないことがあるのは確か。

体調的に辛いと気がついたのでこれからはあまり無理せず、友達付き合いも思い切ってセーブしなくてはと思っています。