乳がん患者のウィッグ(ロング)感想
ロングのウィッグを使い始めて1ヶ月ほど経ちました。
①そのまま被ったところ
ロングのウィッグは耳の横に擬似皮膚?がないので耳にかけられる。
暑いのでこのように纏めてることが多い。結婚式の時もこうした。
暫く使ってみて、以下のような利点を感じています。
・ズレにくい。
ショートだと前髪の位置がいつの間にか変わっていることが多かったけれど、ロングだとズレにくい。
・飛んでいかない。
ショートのウィッグは実際に飛ばされたことがあって、風の強いときは怖かった。
ロングにしてから、ウィッグ自体に重みがあるせいか飛ばされそうになったことはない。自転車に乗っても大丈夫だった。
・格好がつきやすい。
ショートのウィッグは、販売店の見本画像のように綺麗に整えるのが大変。すぐにはねたりする。
・値段が手頃。
同じショップでも、ショートの方が高額な商品が多い。ショートの方が商品として難しいのだと思う。毛が植わっている面積はショートの方が多かったりするので、さもありなんという感じ。
今の所こんなところ。ただし、私は以前がショートだったので、「急に伸びた?」と違和感を感じられることはある。私はその場合「エクステしてるんだー」と言ってごまかしている。(ウィッグだとバレたくない場合のみ)
また、ロングは絡まりやすかったり洗うのが面倒というデメリットもある。私は絡まり防止の意味も込めて、いつも結んでいる。
このままだと風が吹いた時大変。あと私には似合わない。
②耳にかけたところ
③結んだところ
生え際も不自然さはあまりない。(少なくともぱっと見で気がついた人はいなかったし、そんなに神経質にならなくても良いと私は思ってるので…)
④おだんご
後ろに重みがつくことで、より脱げにくくなる。
ちなみにこのウィッグはリネアストリアさんの「天使のルーズミディ」。色違いで2種類持っています。
姉に言わせると「言われなければウィッグだとは分からないけど、ちょっとツヤツヤしすぎ」とのこと。
確かに人毛とは違う。けれどもこれぐらい自然なウィッグが1万円以下と考えると、素晴らしいと思う。私はオシャレとしてウィッグを楽しめば良いと思っているので、バレること自体は平気だし。「絶対にバレたくない!」という人には物足りないかも知れない。
取り敢えず、総じてウィッグはロングの方が手軽だと思った。もっと早く、積極的にロングを被ってみれば良かった、というのが感想です。