のこのこいきる

26歳で若年性乳がん患者となりました。現在29歳。治療のことや日記

退院後の様子です

退院して1ヶ月以上が経過しました。

少しずつですが、日に日に動ける範囲は広がっています。

 


■体調のこと

身体の痛み、吐き気(時々嘔吐)、倦怠感、足先の痺れが主な症状。

痛みや痺れは手術の後遺症ですが、その他は白血球数の低下が原因と思われます。(薬の調整をして下さっている先生の診察の際に検査したところ、1300程度まで低下していました。)

体調の悪さは薬でかなり軽減されるものの、食事量がかなり減ってしまっています。その所為で退院してから順調に増えていた体重がかなり落ちてきてしまいました。BMIが17まで落ちてしまったので、もう少し筋肉を(筋肉を!)増やしてふらつかないような身体を造りたいです。

 


■行動範囲

退院1ヶ月後ほどから、行動範囲が増えました。タクシーを使って映画を観に行ったり、S氏と一緒なら更に遠くまで行くことも(電車で1時間ほどの場所まで展覧会を観に行ったりしました)。

面白いのは、回復の具合は緩やかな坂というよりも階段のようだということです。例えば、病院にいるときは歩行器や車いす無しで歩くなんて考えられなかったのに、帰宅したら一気に歩けるようになったり。最近では、S氏と一緒なら(杖+S氏の腕に掴まりながら歩くと楽なので)出かけられるという段階から突然調子が良くなり、病院から一人で帰ったりショッピングを楽しむことまでできるようになりました。

歩くのに勝るトレーニングはない、ということを実感しているので、これからも少しでも良いから歩き回って筋肉をつけていきたいです。

 


■リハビリ

週に2回のリハビリと1回の訪問看護を受けています。マッサージが主で、リハビリの際に調子が良ければ筋トレのようなことをしています。

先週はつかまり立ちの状態でスクワットができるようになりました。かなりの回復!

1回につき45分で、リハビリはいつも同じ方が来て下さいます。なんと同い年の方で、おしゃべりするだけでも楽しいです。社会とのつながりがゼロですから、たまには人と話さないといかんですしね。

近所のスーパーのお買い得情報とか話しています。

 


■その他

今回の入院を機に、身体の為にできることをしていこう、と考えるようになりました。今までは気にしないようにしようと思っていた食事に気をつけたり、身体を暖めて免疫をアップさせよう、と考えるようになりました…。

今のところの取り組み

・生協に加入(買い物に行けないのもあるけど、産地とか気にしようかなと)

・おやつを減らす(ジャンクなものを減らす)

・ポソン購入(韓国の暖か靴下。Twitterで漫画家の瀧波ユカリ先生がめっちゃプッシュしていたので)

・小さいゆたんぽ購入(無印の一番小さいやつ。大きいのより気軽に使えて良い)

・湯船に入る

こうして書き出すと大したことしてないですね。千里の道も一歩から、ということで…。

とにかく食事を気をつけたいと思っています。よく食べる人の方が乳がんの予後も良いって読んだことあるし(病気と戦うには体力が必要、ということですね)。食が細いところがあるので、がんばります。少ししか食べれないならその分ちゃんとしたものを食べるのが目標。

いまのところはこれぐらいかな?来月は薬の量も減ると良いですね。頑張るぞー!