のこのこいきる

26歳で若年性乳がん患者となりました。現在29歳。治療のことや日記

仕事のこと

告知を受けてからの動き

私の場合、しこりに気が付いて乳がんの可能性が出てきたときから「乳がんだったら仕事は辞める」という方針だった為、告知を受けた週末が明けて月曜日だけ出社したものの、以降は出社していない。

とりあえず年内は休職して治療方針が決定してから今後を考えるという話にはなっているものの、もう戻らないと思う。

 

告知からすぐに休めたのは、丁度担当する仕事が変わるところだったので責任を持っているものが何もなかったタイミングだったのと、昨年大きく体調を崩したばかりだったので上司が心配してくれたということが大きく影響している。

会社の人には殆ど知らせていない。仲の良い先輩一人と直属の上司、あと毎日のように飲んでいた他部署の上司にだけ知らせて、あとは治療方針が分かるまで伏せることになっている。

(あとはS氏(彼氏)の上司。私の面倒を見るので休むこともあるので報告してもらった)

 

何で仕事を辞めてしまうのか

手術から3日目ですが正直、もう仕事はできると思う。

主治医先生も仕事を辞めてくるとは思っていない口ぶりだったし、多くの乳がん患者の方々が仕事を続けながら治療を両立していることも知っている。

それでも仕事を辞めた理由は

・長時間残業/休日出勤/ストレス大の職業(SE)だった

 →主治医先生も長時間労働は辞めたほうが良いと家族に言っていたそうだ。

・もともと結婚を機に転職する話が出ていたので、良いタイミングだった

 →労働環境の悪さは常々指定されていたのにズルズルと続けていた

 

これから放射線治療や抗がん剤・ホルモン療法をしながら毎日深夜まで残業………無理だと思う。うちはブラックというほどではないけれども、残業時間が100時間超えてない奴は楽だよね、みたいな価値観がある職場。

それだったら、このタイミングで仕事は辞めて、ゆっくり治療しながら転職のための準備をした方が今後の人生のQOL上がりそう、という判断です。

 

生活どうするの?

周りにめっちゃ支えられている。

もともとこの秋(今頃ですね)に結婚予定だったので、S氏(彼氏)が「面倒見ます」と言ってくれた。これには感謝してもしたりない。

 

これから

センチネルリンパ節生検の手術のとき、手術台の上で唐突に思った。

 

私まだ26歳で、これから何でもできるんだ。

 

このときの気持ちは忘れないで努力していきたいですね。