のこのこいきる

26歳で若年性乳がん患者となりました。現在29歳。治療のことや日記

パクリタキセル8クール 5日目

6月第2週は友人の結婚式に備えて休薬していました。お陰で結婚式の週末はかなり調子も良く、ご飯も食べて楽しむことができました。

そして一週空いた今回の投与。調子はいつも通り、休み休みなら動いたり遊んだりできます。

ただ、浮腫みとニキビが…

ニキビが額を中心に顔中にできていて、背中にも。自慢ですが思春期ニキビにもあまり縁がなかった為、かなりショックです。

期間限定のことだし、化粧で誤魔化せるから良いけど、頭皮にも出来るのは参ります。ウィッグをしている間は蒸れるので良くなさそうだし、プリンプリンの白ニキビや赤ニキビが痛くて堪らない!

よーく洗って、化粧水などの仕上げにオロナインをたっぷり塗布しています。これで少しはマシですが、とにかくニキビは嫌なものですから、鏡を見るたびにズーンと沈みます。

 

パクリタキセル7クール 1日目 かかりつけ薬剤師

昨日は投与日。3週毎のパージェタとハーセプチンも併せての投与でした。

 

投与自体は特になし。採血の血管がいよいよダメになったきて、看護師さんが大変そうなぐらい。ポンプ機能が低下してるのかな?と言われたので、浮腫みなどとも関係してるのかな。

 

最近は副作用対策の薬を病院の向かいの薬局でいただいてるのだけど、いつも対応している薬剤師さんに「かかりつけ薬剤師」の勧誘?をされた。

正直、家から遠いし(乳がん治療でしか来ない)いつも使う訳じゃないので断りたかったけど、悪い気がしてつい了承してしまった。そしたら、薬局では病気の詳細を知らないので今までの治療の詳細と現状を教えてくれと言われてしまった。

薬剤師さんは男性で、「乳がん」と言う時に妙にこそこそと濁すもんだから、なんだかこちらまで嫌な気持ちになってしまって、「今日は抗がん剤で気分が悪いので後日」と断ってしまった。かかりつけ薬剤師自体は了承してしまったけど、次回から別のところに行きたいと思ってしまった。

男性の薬剤師さんだから嫌、という訳ではなく、前々からちょっと嫌だなと思うところがあって、それが積み重なっているのだとは思う。例えば、毎回副作用についてシートに記入して渡しているのだけど、「倦怠感があって直ぐに横になってしまう」と書いたら「疲れちゃうならアロマとか…音楽聞いたりするのも…」などというよくわからんアドバイスをされたりするところ。

皮膚障害(シミが増えた)と記入したら「日焼け止めが良いですよ!」とか、まあそれは間違ってはいないけど、そんなことしてない訳ないよね、と思っていたら「女性のお化粧とか詳しくないから分かりませんけど」と言われて追い討ち、とか。

抗ガン剤を打ってきたばかりのフラフラしたところで、立ったままこんな毒にも薬にもならないやりとりを長時間させられるところとか、「なんだか合わない」と思う部分は多い。

かかりつけ薬剤師の指名をすると、ガン治療のことも病気以外のこともいつでも相談に乗ります!と言われたのだけど、それは医者に相談することだし…。

また、帰ってから調べて分かったが、かかりつけ薬剤師の指名は一人しかできないらしい。つまり、来月抗ガン剤治療が終わって地元のクリニックでの分子指標薬投与に切り替わったら、大学病院前の薬局で薬剤師指名をしても利用しないから意味なし。

友達にその辺詳しい人がいるので、相談してみてやっぱり必要ないと思ったら指名解除しようかな。

がんは長期治療だし、相談できる薬剤師さんがいればかかりつけ薬剤師の制度はとても良いと思う。しかし、病気のことを話すという繊細な事情がからむことなので、きちんと信頼関係を築ける薬剤師さんと結ぶものなんだな、と学んだ次第です。

パクリタキセル6クール 4日目

順調に行けばパクリタキセルも折り返し。副作用の出方が毎回違うのでいまだに戸惑うことばかり。

今回は投与直後の辛さはあまりなく、木曜に投与してから土曜までは比較的動くことができた。日曜はちょっと辛くて、夕飯を作ることはできたもののあまり食べられなかった。

そして本日月曜日。いつもならばそんなに調子の悪くない日なのだけど、今日はもう、本当に、ダメ。

歯医者の予約があったのでお昼前にはなんとか起きたものの(10時間睡眠…)、歩くのも億劫。歯医者が終わったら直ぐに帰ろうと思っていたのに人身事故の影響で帰れず、再開を待つ間に喫茶店で座っているのも辛くて、そんなに辛いことにもびっくりだった。そして帰宅後即寝込む。

少しずつ辛さは増して来ていて、それもまあFECやドセタキセルの方が酷かったのだけど、今後の予定を考えると不安。来週は新潟への遠征もあるのだ。先生は辛かったら1週休んでも良いと言うのだけど、やっぱり休むのはねえ…不安です。

 

 

今回は浮腫みがひかないので、先生に相談して利尿剤を出して貰った。前の主治医先生は利尿剤に対してはかなり慎重派だったので、こんなに簡単に出して貰って良いのか?とちょっと不安。

飲んでみると、確かに尿の量は増える。浮腫みも大分すっきりする。

しかし、これだけすっきりしてかつ食事も減ってるのに痩せないのは、増えたのは水分じゃないってことかな…?尿の排出で1キロとか減ったりはするんだけど。

パクリタキセル5クール 3日目

木曜日に5回目の投与を終えました。

風邪をひいていたので投与できるか不安でしたが、白血球数は4000台でむしろ上昇。やったね!

乳腺外科受診前に、耳鼻科で副作用の鼻血について診て頂きました。傷付いてはいるが焼くほどじゃないかなー、と言う先生に、いかに不便か訴えて鼻の中を焼いて頂きます。

麻酔後、レーザー?で血管が弱そうなところを焼きます。痛みはちょっとありますが、これで鼻血が治るなら…という程度。ただ、治療した日と2日程度は鼻水が出まくりました。そして鼻血は出なくなりましたよ!快適!

 

パクリタキセルの投与は問題なし。当日と次の日は吐き気が強いぐらい。

最近の副作用…色々あるけど、顔と頭の吹き出物が多くて困る。特に頭皮はじくじくして治る気配なし。顔の方が治療できるし、ウィッグが無い分痛まない。

発熱 しびれ

パクリタキセル3クール目6日目。

 

ずっと体調悪かったのだけど、日曜には前々からの約束で遠方での撮影会に参加して、これがまあ薄着で温度低めの室内で一日中というやつで、つまりすっかり悪化させて、這々の体で帰宅したら体温は38.6度。

今日の予定は全部流さざるを得ず。歯医者と観能の予定だった。

熱は大分下がったけれども、パクリタキセルもやっぱり抗ガン剤なのだと、油断大敵を身をもって知らされた。

 

一日中寝ていて気がついたのだけど、しびれが強くなっている。

一番ひどいのは足裏で、手先と、あとは顔にもしびれがある。顔を触るとじわじわとしびれていて、なんだか感覚が無い。特に鼻が酷い。

風邪

パクリタキセル3クール目5日目。

前回投与日からこっち、予定を入れすぎて完全に体調を崩してる。微熱と喉の痛み、鼻水。完全に風邪を引きかけているやつ。

どうしても外せない用事はあと2日続いてるけど、その後は暫く予定を入れないようにしよう。

パクリタキセルは寝込むほどじゃないから、と油断してるけど、やっぱり辛くて横になることは多い。

無理は禁物。

パクリタキセル4クール 投与

昨日はパクリタキセルの4クール目投与。また、3週毎投与のパージェタとハーセプチンも投与日でした。

パクリタキセルとパージェタが加わって、投与時間はものすごーく永くなりました…。昨日は3時間って聞いていましたが、結局4時間はかかってしまいました。

どうも、パクリタキセルの投与後は吐き気と不眠が出るようです。今回も夜になる頃にはこの2つが出て辛かったです。

 

投与後は身体が怠くて大変なのに、治療だけで1日が終わるのが悔しくて、買い物へ。洋服買って、無印で手先用の保湿クリームとウィッグ収納用品を買って。

最近、えっ!?というぐらい太って焦っています。そんなに食べてるつもりはないのに、3キロぐらいあっという間に増えている。浮腫みもまだそんなにないのに、なんでこんなに…と悲しくなる。何より、服を着ても楽しくない。これって抗ガン剤が終われば元に戻るのだろうか。

無理は禁物ですが…や、痩せてー!!という心の声は消えないのでした。