のこのこいきる

26歳で若年性乳がん患者となりました。現在29歳。治療のことや日記

潮時

最近は副作用の浮腫が酷くて、更に疲れやすく、割と元気な日でも「元気ないね」と言われる。

確かに、常にちょっとしんどくて、そのせいで口数も少ないかも知れない。

今日は友人の結婚式だったのだけど、写真を見ると顔はどす黒くてぱんぱんで、それを見るだけでどっと疲れてしまった。

そう、もう疲れてしまって、最近は心がめげてしまっている。来月で現在の治療(パクリタキセル+パージェタ+ハーセプチン)も一年になるし、一度抗がん剤を休もうと思い始めた。12月に同じことを判断して継続を選んだ時は、まだまだ頑張れる!頑張ろう!という感じだったのだけど…。

浮腫むということは、吐き気やニキビなんかと違って、もっと身体の根本的な機能が弱っているということなのだと思う。頑張ってガン細胞を攻撃しても、身体自体が弱りすぎていては回復も難しいだろう。

何より、もう疲れてしまって、疲れると悲しくて苦しくて、もう頑張れない…という気持ちになってしまって、ここらでちょっと休んで元気になりたいのだ。

この一年、抗がん剤中でも頑張って外に出て、友達とも会ったし新しいことを始めたり色々してきた。でも、ここ数週間で疲れ切ってしまって、人に会いたくないし友達を誘うのもやめてしまった。今はS氏以外の誰にも会いたくない。

つまりこれは、潮時だったということなのだ。

 

4月はゆっくりして、美しいものを見たり何か育てたり、回復することに努めたいです。