のこのこいきる

26歳で若年性乳がん患者となりました。現在29歳。治療のことや日記

抗がん剤中止して2ヶ月

とても久しぶりの投稿。
副作用のなごりはいくつかあるものの、抗がん剤の投与をやめてから2ヶ月が経ったこともありなかなか元気に過ごしています。
歩いても息切れがするとか、走ると気持ち悪いとか、とにかく吐き気がするといった症状は落ち着き、運動したりお酒をたしなむといった日常の楽しみが我が手に戻りつつあります。
今でも辛いのは足の浮腫でしょうか。全盛期に比べれば大分良いのですが、ふくらはぎは張るし足首から先の皮膚が硬化してしまって正座もできない状態です。次回のハーセプチン投与の際に先生に相談してみたいけれど、「しばらくは仕方ない」で片付けられるんだろうな…。
副作用はある程度仕方ないとはいえ、少しでも予後が良いようにリハビリをしたいし、病院の方でその辺りの指導を多少でもしてくれれば良いのになーと思わずにいられません。
「お風呂で暖めて」なんて、こっちでもさんざんやっているようなアドバイスしか貰えないので、お手上げ状態。
正座ができないというのが予想外に不便なことは多い。先日参加した、お寺で行われたワークショップの際なんか、住職や先生の前で皆が姿勢を正すなかでひとり足を崩し続ける無礼者のような振る舞いをせざるを得なかったのでした。心のなかでずっと(違う、正座したいけどできないんです!)と叫び、周囲の人には足をさする(痛いアピール)などして誤解を解こうと必死でした 笑

あ、抗がん剤が終わって嬉しかったことがもう一つありました。浮腫が多少減ってきていたこともあり、2-3㎏は体重が減ったことです。体調が良くなったのでダイエットをする気力も戻って、少しずつですが元の体重に近づけています。
ハーセプチン投与の為に病院に行った際など、先生に「体重すごく減ってますけど大丈夫ですか?」と言われるほど。
抗がん剤の浮腫で太った分はあとで痩せられる。そのことが分かっただけでも、ものすごく嬉しいです!